入口を入った土間から上を見上げると、明るい吹抜けの空間。 その両脇には客間が配置され、更に浮き廊下で連結されています。 全てが質素ながら、決して野暮ったくはない。 丹念につくり込まれた細部は機能的であり、美しくもある。 このお屋敷をつくった主人と棟梁の心意気を感じます。 そして、こんな美しい建築物をよい状態に保ち、 今に伝えていることも素晴らしい財産ではないでしょうか。